しずおかのばあちゃん

higashinaoko2008-11-11

急に寒くなったので、ついつい身体をあたためてくれるものが欲しくなる。
仕事にいきづまったままでかける夕方は、とくに。
今日は、深いグリーンに鮮やかな赤いラインの入ったフランス製のストールに惚れて、買ってしまった。マフラーは毎年のように買ってしまうけど、ストールは、たぶん10年ぶり。

きのう日記に書いた、こどの詩のコンクールで、東直子賞に選ばせてもらった小学生の詩。他のどこにも掲載されないので、祝辞をこめてここに書くのでした。


しずおかのばあちゃん
露木堅太

ばあちゃんはほとんどうごかない
ぼくをパパのいとこのおじちゃんの名前でよぶ
ぼくは、会うのがすこしこわい。じいちゃんも一人でさびしそうだ。
ぼくのこと、わすれちゃったけど、一つだけかなえてやりたいんだ。
どこでもドアで、一どだけ
いえにかえしてあげたい。
ぼくってええやつやろ。
ばあちゃん。
元気になれよ、な


おわりから3行目の主張が、関西の子っぽいな、と思いました。これは彼なりののテレなんだろうな。

「弦」5号に、エッセイ「火気厳禁」の第3回、「夏の力の中のつれづれ」を、掲載させていただきました。岩手に遊びにいったときのことなどを書きました。