シホユ

間が空いてしまいました。
11月9日は、岡井隆さんの藤村記念歴程賞受賞のお祝いに、16日は、集英社四賞の授賞式に参加しました。

今日は、テレビのコラムの原稿を一つ仕上げてから、地元のスタバへ。
↓こんなアニメーションをみたため、つられてしまったのであった。
http://www.starbucks.com/flash/externalShell/sbux_holidaySpots.html
おぢさん、トナカイにコップは返してもらったのかしらん。
それはさておき。今年のスタバは、木内達朗さんのイラストレーションがクリスマスをいろどっているのです〜。すごい。
このCMは、アメリカとカナダだけで流れるそうですが。

ジンジャーブレッドラテというのを飲みながら、書評をたのまれている、アフリカへ移住したナイジェリア人の短編を読みふける。
隣に赤ん坊を連れたお母さんたちが来て、話をはじめる。
あれ、日本語ではない。見かけは東洋人。でも、韓国語でも中国語でもなさそう。
英語でもない。イスパニアかなあ。
読んでいるものには、ナイジェリアの言葉がちらばっている。
「ン」で始まる固有名詞が多いので、しりとりにフェイントをかけられそう。
みかん、と誰かが言ったら、すかさず「ンジャメナ」! と叫びたい。

「歌壇」12月号の巻頭作品「シホユ」(30首)寄せています。
今年最後の連作かな。よろしくお願いいたします。
タイトルは、 三ケ島葭子の最後の言葉「シホユ、ノミタイ」からとりました。
昭和2年のこと。(連作は嘉子のことが中心というわけではないです)。