四月なのね

higashinaoko2007-04-17

「かばん」4月号から鈴木有機さんが編集長になり、まずびっくりしたのが表紙。つるつる厚手の紙にオールカラー。斬新。


・椰子の葉と象の耳ほどこの星の風が愛したかたちはなかった 井辻朱美


新年度のはじまりにふさわしい、発行人の井辻さんの爽やかな一首がデザインの中に組み込まれてます。毎号編集長が表紙で「遊ぶ」らしい。楽しみ。
「かばん」は、現在4月と10月に入会時期が決まっているので、4月は新入会員を迎える号でもあるのでした。ちょっと緊張気味な自己紹介が、なつかしくて、くすぐったい。
 きのうはその「かばん」の6月号の特集で、自作について書いていたのですが、自分の作品について語るのは、他の人のものを語るより、ずっと難しい。先日のシンポの「新人」席に座らされた人の難しさを実感。


 つめたい雨が降っていたせいか、家人の身体の具合がよくないので、病院につきあう。
 調子のよくなった家人と、帰りに定食屋によって、鯖の味噌煮定食を食べた。夕方に魚を食べると、お風呂に入るまでずっと魚の匂いがついてまわる。
 家に帰ってメールを開いたら、担当さん、移動のお知らせメール。ああっ。小説を手直しするって約束していたのに、何ヶ月も果たせないままでしたのに。
 春は、出会いとお別れの季節なのだわ。。。。。(丸を多めに転がしてみる)


「セクシーアンドロボ」第2回「ごぼ蔵」、良すぎて思い出すと泣けて、笑える。この原作からこうきたか、という感じで、木皿泉脚本のすごさを思い知りました。19日の日経夕刊「TVウオッチ」で取り上げます。


さてさて、お風呂に入って魚から逃れよう。