身体認証

銀行に「身体認証」をしてもらうために銀行へ。
てのひらの静脈であなたの財産を守ります、というあの、あれです。
右手だけでいいのかと思いきや、両手で。
怪我をしていたりして、包帯を巻いていた時などのため、両手を登録しておくとよいということだそうです。
なるほど、と、思いつつおもむろに左手の絆創膏の位置をずらすわたし。
最近、カマの古くなったカマイタチにとりつかれていて、今は左手の親指のつけねに、カマイタチの傷があったのですね。
「お客様、もう少し手首を」「お客様、てのひらをまげないで」「お客様、念のためもう一度」などと、いかにも賢そうな銀行員の女性に言われながら、カメラ慣れしていないてのひらさんを四苦八苦しながら撮っていただきました。
これでもう判子では定期を降ろせないわよ。
と思ったところで、手首だけ盗まれる夢を一瞬みました。
しかし、そこまでされる程の財産はございませんです。


その後、「anan」で『長崎くんの指』の広告を見たよ、と友人からメールをもらっていたので「華のある女になる!」特集の号を買いました。
朝日新聞」にも広告が載るヨ、と担当さんから聞いていたので、駅で買いました。
ああ、ほんとだ、載ってる、載ってました。
そして「華のある女性」について、華のない姿で熟読してしまったことでした。なにしろカマイタチ…。