ぼくのともだち

higashinaoko2006-03-20

今日は半日家にひきこもって、エマニュエル・ボーヴ著『ぼくのともだち』(白水社)の書評書き。
ともだちがほしくてほしくて仕方がないのに、ちっともうまくいかないパリに住む「ぼく」の物語。80年ほど前に書かれた小説だけど、ちっとも古さを感じさせない。
主人公の性格は、とにかく最悪なんだけど、なんだかしみじみ共感してしまいました。
書評として熟読していると、だんだん性格がうつってきて、わたしもともだちがいないなあ、とうしろむきになっていました。
ともだち、いるさー、だいじょぶさー(沖縄ふうに自分に言いきかせる)。


写真は、一緒に寝ている最愛のともだち、くまさんでした。