音のゆくえ てばなしののど

25日、横浜中華街シルクロード館のライブ「音のゆくて てばなしののど」に行ってきました。

雪舟えまさんの、どんなにとおくても耳元でささやいてくれているような声や、YASKIさんのまっすぐなまなざし、スティーブ・ロペスさんのシャイな外人っぷり、そして久米貴さんの気管支と一体化したようなサックスなどなど、聴きどころたっぷりで、すっかり満足しました。

広田栄美さん所属の「日本海クラブ」は60年代にヒットしたカントリーミュージック黒人霊歌などをベテランのうつくしい声でうたいあげてくれていてしびれました。一日中でも聴いていたい。

最後は「花はどこへ行った」(原歌版)を全員で歌って、すっかり癒されました。

夜は、田中(よ)氏推薦海員閣にて、豚ばらごはん、海鮮そばなどを堪能した、たのしい横浜の夜でした。

帰りの電車で黒いラブラドール介助犬に遭遇。ときどきうとうとしつつも、電車が止まるたびに任務のために顔をあげる姿が、けなげでかわいかった。木内達朗さんのイラストを思わず思い出してしまったのでした。

木内さんといえば、『どうして? 犬を愛するすべての人へ』(ジム・ウィリス/原作 石黒謙吾/文 木内達朗/絵・アスペクト刊)が出色です! つん、とします。



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