ミュンヘン

スピルバーグ監督の「ミュンヘン」を観てきました。
1972年代のミュンヘンオリンピックで起きた、イスラエルのアスリート殺人事件とその首謀者の暗殺計画を下敷きにしたもので、スリリングなサスペンスに暗殺者たちの人間ドラマが加わって、とても見ごたえのある映画でした。
スピルバーグ作品にはめずらしい、すっきりしない終わり方も、私は好きでした。ずしん、とくるような。
映画の見せ方がほんとに巧い監督だなあ、と今回もしんそこ感心したのですが、この映画や「シンドラーのリスト」、「プライベートライアン」のようなドキュメンタリー系のものが断然いいなあ。好みの問題かとも思うけれども。

それにしても、ベッドの下に爆弾が仕掛けられていないかどうか心配せずに眠れることに今日は深く感謝して眠りたいと思ったことでした。