身体に文字を

朝から暑い。


 しかし、まずは青山ブックセンターへ。ブックフェスタで文芸評論家の高原英理さんがグッドデザインの推薦本として『愛を想う』を選んでくださったと聞いたので、現地確認。ありがたや。
 まわりにわたしも好きな本たちがよりそっていたので満足。


 表参道から月光荘へ向う途中、猛暑の中道に迷ったり、靴擦れしたり、日傘を置きわすれて取りにもどったり。
 月光荘では、広田さんに、身体に文字を書いてもらうのが大流行。女の子たちのきれいな肌に、広田さんがインスピレーションで詩的な文字を描いてゆくのでした。それぞれその子たちによく似合っていて、とてもよく似合う衣服のようでした。
 くびすじや背中にしなやかにのびてゆく文字は、刺激的でした。
 わたしは、手の甲にお願いしたら、「ひとにぎりの鉄」と書いてもらえました。


 マトリョーミン(マトリョーシカの中にテルミンが入っている)を演奏するリョン♪リョンズ さんのパフォーマンス、赤刎泰子さんの朗読、いわきりなおとさんのレクチャーなど、イベントもあって、一日で100人近いお客さんがいらして大盛況でした。
 不思議な空間で、友人たちに何人も会えて、たのしかった。友人の友人に会うことも。


 帰宅後、9時から来週出演予定のラジオ「土曜の夜はケータイ短歌」を聴く。今夜の歌人ゲストは穂村弘さんでした。ちょっと雑音まじりのAMの音って、なつかしい。中高生の頃、ラジオを聴きながら姉と徹夜したことなどを想い出したりして。