お昼のあずきがゆ

higashinaoko2005-01-18


冬晴。
「そらまめ文庫」の仕上げ。
もとしたいづみ文/あべ弘士絵「どうぶつゆうびん」(講談社)、ブルボン小林著「ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ」(太田出版)、佐藤多佳子著「しゃべれどもしゃべれども」(新潮文庫)について、21日(金)毎日新聞朝刊掲載予定です。


午後、買い物へ。


夕方成瀬監督の「山の音」をさわりだけ観る。不幸せな香りのする原節子の続きが気になるも、夕食を作らねばならないので、家に戻る。

「短歌往来」2月号、「かばん」1月号が届く。
「短歌往来」には「水曜日のむすめ」13首(新作)が掲載されています。思春期の娘さんのいる方も、そうでない方にも、ぜひ読んでいただければ、と思っています。
「かばん」は新年名詞交換号とということで2首+題詠「ポケット」が掲載されています。題詠は作者名がまだ秘密。毎年だれのものか予想するのが楽しみ。


夕食は、豚肉の生姜焼き、小松菜と薩摩揚げの甘辛炒め(胡麻とかつをぶしまぶし)、大根とわかめのお味噌汁。


夜、「天才マックスの世界」のDVDを観る。編集のNさんから「90年代の最高傑作」とすすめられたもの。様々な課外活動に熱心なあまり落ちこぼれ気味の15歳の少年マックスの奇想天外な青春劇。彼の書いた脚本の上演もあり、演劇的要素の濃い映画。青春もので異年齢の友情の機微をうまく描いたものとして出色の一品だと思う。ウッディ・アレン思春期版といったおもむき。


・ぼくたちの背はのびるかな青い色の貝をあげるね虹がでてるね   東直子