サーモンのタルタルソース、コンニャクと茄子のいため煮、ほうれん草のごま和え。

higashinaoko2004-11-16


 13日の「現代短歌プロムナード」in名古屋にお越しくださったみなさま、ありがとうございました。充実した、楽しい会でした。
 私は『愛を想う』の朗読と、朗読と現代短歌についての座談会に出ました。詳細はまたどこかで書きたいと思います。

 14日は「現代詩手帖」12月号掲載予定の平田俊子さんの『詩7日』(7枚)を仕上げ、かばんの批評特集のコメントを書き、15日は娘の看病と「読書日記」の校正をしました。

 今日は「そらまめ文庫」11月分を書きました。今回とりあげた本は、本上まなみ著『ほんじょの天日干。』、佐々木悟郎著『ライカ百景』、枡野浩:短歌/八二一:写真/渋谷展子:シネマ文字『もう頬づえをついてもいいですか?』です。秋なので、写真を撮りに行きたくなる本もいいかな、と選びました。私自身のカメラの腕は、それは、ひどいものですが。

 午後、図書館で滞納していたビデオと本を帰しに行ったら、館内整理のため、一週間ほどお休みだった。

 コンビニで支払いなどすませ、すごすごと仕事場に戻る。実は借りたビデオの一本はかの「東京物語」だったのだけど、自宅のビデオデッキでは、画面が揺れて見ることができなかったのだ。
 仕事場で借りているテレビデオに入れてみると、あら不思議、ちゃんと見れた。それでそのまま最後まで見入ってしまう。小津氏の映画、実ははじめてじっくり見た気がするけど、いいなあ、すごくよかった。さすが名作。キャラクターが立っているけど、決して記号ではない味わいが。昭和28年に親不孝な子を嘆く兆しがあって、そ、そんなころからだったのか、と思う。
 白いブラウスとフレアースカートの洋装女性と、着物を着ている女性とが半々に出てきて、あこがれと現実の比喩にも見えました。何度でも見たくなる映画でした。