晴れてきた日

 もう5月だというのに少し肌寒い。

 
 国立へ。休み明けで山をなすリポートをチェックする。

 
 「短歌ヴァーサス」用の最後の原稿の新作短歌がまだ足りないので、電車の中で本を読みつつ短歌を考える。手帖も携帯も忘れてきたので、単行本『からだのひみつ』の奥付が短歌のタネまみれになる。


 夕食後、メロンゼリーを食べながら図書館で借りた『未来少年コナン』1巻の1-2話を観る。中3のときはまりこんでいた(しみじみ)。おじいの死の悲しみを大岩を砕いて昇華する痛切なシーンは、ふしぎな劇画タッチで迫力もの。コナンは宮崎アニメの中で傑作というか怪作っぽくて好き。


 夜、追いつめられるように、短歌。想いだしながら、想いながら。