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午後、渋谷サラヴァ東京へ。
第８回ことばのポトラック。
出演は、河瀬直美／保坂和志／角田光代／スズキコージ／アツコ・バルー／Ayuo／長島有里枝／堀江敏幸／大竹昭子　の各氏。他に、片岡義男、古川日出男、森村泰昌、間村俊一各氏の作品は、司会の堀江敏幸さんと大竹昭子さんが代読しました。
声で聞いた言葉は、脳の深いところに直接響いて深く沁みていく気がします。
悲しかったりおかしかったり腹がたったりする時間の感覚が、言葉にされることで、たしかな粒となって身体に当り、こぼれていくようです。

大竹昭子さんの呼びかけではじまった「ことばのポトラック」、私は第１回出演と第５回の「声がつなぐ短歌」の企画出演で参加しましたが、この度、１〜８回の内容がまとまったぶあつい本になりました！
タイトルは『ことばのポトラック』、春風社より４月１７日発売です。

８回の終了後、これまでの出演者やスタッフ、観客も交えての打ち上げがありました。短歌の会では石川美南さんや早稲田短歌会の出演者の子たちもほとんど参加してくれて、楽しいひとときを過ごしたことでした。

・歌うことはさびしいですね駒鳥おまえを十字路に立たせ　許す　　　　山中千瀬『ことばのポトラック』