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朝起きたらいきなり暑い。
空に白く雲がかかっているのに。
世界が蒸し器でできているよう。
午前中からクーラーを入れ、小説の仕上げ。
本読み。
なんども意識を失いそうになりつつ、仕上げて送信。

真冬の絵本のゲラが届く。
服飾店はすでに秋の色。

夕方の空気が重い。風は吹いているが、どんより暑苦しい。
夏のさかりをすぎて夏が行き場をなくしている。蝉の死骸も見かけるようになってきた。

夕ご飯にバゲット購入。
冷やしたラタトゥユ、野菜のピクルス、ミニトマトのマリネ、レモンソーセージ、生ハム、スモークサーモン

・球体に暫時宿りてあはれあはれ稚き神が鞠をつくこゑ 　　　　水原紫苑