リトルモアの熊谷さんに地元に来ていただいて、「甘い水」再校ゲラの手渡し。
茶店にて、膝を突き合わせて最終チェック。
2007年1月に、挿話として書いたものを「真夜中」創刊に合わせて描き直し、一年半連載したものをまとめたものです。おもに想像力を頼りに、キーボードをひたすら孤独に打ち続けた作品なのです。
来月初旬発行予定です。
詳細はまたご連絡いたします。


朝、あまり良い天気ではないなあ、と思いながらネットの天気予報をみると、「晴れときどき雪」の予報が出ていて、めずらしい天気であるよな、と思いました。
晴れときどき雨、つまり天気雨ならばきつねの嫁入り。
ならば、天気雪はなんと呼べばいいだろう。


夕鶴の嫁入り、と考えたところで、夕といえば朝、ということで朝青龍の婿入り、というのも頭に浮かびました。


そんなことをtwitterでつぶやいたら、SF作家の北野勇作さんが「キタキツネの嫁入り」とつぶやかれていて、雨より冷たい雪なので、それはふさわしい、と膝を打ちました。誰かに耳打ちして伝承したい。


・鶴女房の呼吸のはやさ夏空にシーツは香りながら乾きぬ   東 直子