higashinaoko2010-02-07

久しぶりに連句会に参加しました。

捌きは15年くらい前から連句を教えてくれている岡本淳さん。
ここ10年くらいはごぶさたでしたが。
かばんのSさんのはからいで帝国ホテルの会議室を使わせてもらって、午後3時から8時までかけて、半歌仙を巻きました。
作法の厳しい合同詩作といった感じでしょうか。
今取材してくれているEdgeのクルーも入りました。
岡本さんの、歌人は挨拶をしないから、というつぶやきがすかさず拾われていました。
短歌をつくる人は俳句を作る人よりも、場の挨拶として言葉を使うということは、あまりしないかもしれません。エモーションと挨拶は相反するというのか。
以前は岡本さんの家でお酒入りで巻いていたのですが、今回お茶だけで裁いていた岡本さん、途中でガソリンが切れた、そうです。でも最後までたしかな捌く人でありました。


巻終わってポルトガル料理屋でお疲れさま会。
海鮮と鳥肉、それぞれの蒸しなべが特においしかったです。ポルトガル料理のやさしい感じは
日本の家庭料理の味わいと似ています。


帰宅途中の夜の風が存外つめたくて、さすがに2月でした。
晴れていたので、ブーツを履いていかなかったのは、失敗だったかも。


ゴンドワナなる大陸がありし世も地球の河に風添い走る      井辻朱美