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「週刊現代」のブルボン小林さんのコラムのために作家の福永信さんがコーディネートしてくださる美術館めぐり(スーダラ吟行)にまた参加しました。私が参加したのは、下の3つ。
東京都現代美術館コレクション展岡崎乾二郎など
http://www.mot-art-museum.jp/collection/index.html
馬喰町のαM 金氏徹平展
http://www.musabi.ac.jp/gallery/
FOIL GSLLERY 鈴木まさこ展
http://www.foiltokyo.com/gallery/galleryindex.html
金氏さん、鈴木さんにはお会いすることができました。
鈴木さんの絵は、いつか装丁に使わせていただけたらきれいかも、という下心を抱きつつ画集を購入しました。
夕方、「さまよえる歌人の会」に参加。
今回は黒瀬珂瀾氏の第2歌集『空庭』について、レポート+ディスカッション。
サブカルなど、短歌にとりこまれている素材のユニークさなどについての言及が多かったですが、切り口豊富で充実した会でありました。
韻律と言語相互作用の美しさに魅かれます。
・裏返りゆく青空に僧服を着る人が来て砂をこぼせり 黒瀬珂瀾
・白き腹見せつつ窓に停まる蛾の 静かなり月、爪を濡らして 〃
・灰皿の煙草休めのくぼみほど心を沈め雨を待ちをり 〃
帰宅したら筑摩のKさんからメールで、「テレビの「週刊ニュース新書」で短歌が取り上げられていましたよ」というメールが。
放送は見逃しましたが、HPに動画がUPされていました。「きょうのあとがき」のところです。
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http://www.tv-tokyo.co.jp/shinsho/
すてきに取り上げていただいて、とても光栄です。
番組中に自由に動き回る猫、詩歌や文学の紹介、粋なニュース番組です。