higashinaoko2009-05-19


昨年まで住んでいた町へ。
以前所属していた、絵本や読み聞かせの会「どんぐりころりん」の友人に、『あめ ぽぽぽ』をわたそうと連絡したら、丁度その日が読み聞かせの日だったので、参加させてもらう。
急遽友人が、その日のプログラム開始前の時間に、子どもたちに読み聞かせてくれました。
きゃしゃな手足、細い髪、黒目は黒く、白目は白く、好奇心いっぱいで、ふいに寝転がったりする。同じくらいに小さいのに、それぞれ違うところがあって、つまり、かわいい。みんなかわいいよ、君たち。ゴシック体で思いました。
びと、とか、ぽぽ、とか、ぴちょ、とかマネしてる子がいたりして、うれしくかしこまって眺めました。


この会で、昔話の語りなども、していたのですよね。
15分もかかる話を覚えたり。歌をうたったり。
今はさっぱりできません。昔の自分は他人に思える。
いつかまた、できるようになるかなあ。
そういうことができるおばあさんになりたかったけれども。


会のあと、すてきなメゾネットのおうちにお茶に呼ばれて、5、6年ぶりくらいに会った人とも、昨日の続きのように楽しく話しました。
いつのまにか月日は過ぎて、どんどん過ぎて、でも、昔やってきたことのなにげない記憶の足跡は、ずっと身体の中に残ってゆくのだと思う。