絵本打ち合わせとインタビュー

麹町にて、くもん出版の荒川さんと打ち合わせ。
5月に、私にとっての初めての絵本『あめぽぽぽ』が出版される予定なのです。
絵は、木内達朗さん。装丁は名久井直子さん。とてもすてきな本に仕上がりつつあります。雨を題材にした赤ちゃん絵本ですが、木内さんの絵がとにかくすばらしくて! 幅広くたのしんでいただける本になっているのではないかと思います。


午後3時〜文藝春秋社にて、「文學界」の山下さんに5月号掲載予定のインタビューを受ける。新刊『ゆずゆずり』について。純文学の雑誌にとりあげてもらえて、非常にうれしい。
インタビュー後、「文藝春秋」の田中さん、「クレア」の清水さんともお会いしてしばし雑談。
清水さんは、シェイクスピアの世界から抜け出したようなモードなお姿。
「クレア」5月号では、清水さんによる『ゆずゆずり』のノダミさんのインタビュー記事が掲載される予定です。


文春の方々と別れの挨拶をしながら、みんなで記念写真を撮りたかった。と、思った。
人生も後半だな、という自覚が、写真を撮ろうと思わせる。
しかし、ふつうのできごととして収まることの中では、まず撮らないもので。
このさい、できるだけなんでもない日も残すようにしよう。
アリスの帽子屋じゃないけど、なんでもない日を祝いたい。
結局のところ、なんの意味もないものになったとしても。