昨日、神保町で

蜂の巣のようなスピーカーのあるラテンカフェにて打ち合わせ。
上着を脱いだ編集者Sさんのカフスに、密かに釘付けになる。
きれいな薔薇が一輪、丁寧に刺繍されていたからだ。
か、かわいい。この位置にあるのがちょっと意表をついていて。
相手が女の子なら、即座に素直に感想を言えるのだけど、Sさんは。


その後、現代歌人協会主催の公開講座へ。
「この歌人に迫る─現代短歌を創った人々」
第6回 岡井隆に聞く/前衛歌人の半世紀
聞き手 川野里子・谷岡亜紀 (司会)穂村弘


二時間、岡井隆について、ときにあたたかく、ときにするどく質問が飛んで、興味深かったです。


岡井氏の名言(わたしの曖昧メモより)
「二十〜三十代の日記は全部焼きましたよ。残ってるわけないじゃないですか」
「そうはいっても車は止まらない」
「16日から電気をつけましたよ。やっと終わったか、と」
「両性具有」


4つめは他の人の発言かもしれません。なぜにメモにこれがあるのか…。


そういえば、久しぶりにお会いした穂村さんが髭の人になっていました……!