久しぶり歌会

かばんの歌会に一年ぶりくらいに参加。

早めに出るつもりが、いろいろためていた早急の用事がむくむくと現れ、一時間程遅刻して参加。

本誌の中から5首を選んであらかじめ提出されたものを中心に意見交換。

その後、チョウザメ(?)のいる喫茶店に移動して歓談。
わたしの秘密計画の方法についてあちこちから貴重な助言などもらう。

ちなみにわたしが7月号から選んだ5首は以下の通り


・この世界ぜんぶが手紙。あなたへは何を書いてもおんなじ手紙         バンドヲミキコ
・錆びるというプロセスを知らぬまま水より生まれし烏賊の肉体         井辻朱美
・昨日から降り続く雨投げやりな矢印どおり文学館へ              本多忠義
・手ほどきをうけて初めていちじくを食べたおそらくこうもりの目で       雪舟えま
・ここからはひとりでいくのだ。を死ぬまでに聞かずにいられる子どものために  柳谷あゆみ



他にもいい歌がたくさんあって迷いましたが、今回はフレーズの気にいった歌を中心に選びました。

今週は原稿手直し、添削、校正、発送、書評と、ばしばし詰まってしまいました。さすが月末。

行き詰まると、心のこもった脱力系漫画『今日の猫村さん』(マガジンハウス)を読んで、元気を出します。