朗読覚書

詩  早坂類
朗読 伊津野重美
「花は自から紅なり」

を聴きにいってきました。
朗読に音楽と映像と照明とが絶妙にからみあった、とても完成度の高い朗読でした。
テキストのテイストを十二分に発揮する、伊津野さんの声の力を感じたのです。


断片的に耳に残っていた言葉(ちょっとちがっているかもしれませんが)

・こわれかけた天国みたいに……

・百年たったら、みんな骨になっていて……

アルビノの女の右足の骨はこなごなにくだけていて、それでも……

・わたしたちは辿り着くために……

・あたらしい薔薇色の光をあびて……