玄米と有機野菜のリゾット

higashinaoko2004-06-11


 国立の桜乃系列で新しくできたレストランにて。もずくのスープや紫芋やかぶの前菜、ほうれんそうのシンプルサラダなど、野菜がほんとにおいしかったです。

 


本田瑞穂さんの第1歌集『すばらしい日々』(邑書林)を読む。
はかなく切なく消えてゆく雪片のようで、いつのまにかしっかりした根雪になっているような、ふしぎな体感の充ちている、うつくしい歌集です。


・一日はすぐ四時になる食べかけたチーズケーキの思わぬ甘さ
・なつなつと両手をかざすこの夏はただそれだけでありますように
・うっすらと頭の痛む日の入りの排水溝の水を吸う音
・ゆうぐれの色をうしなう一瞬にいれてもらえてしあわせでした
・すばらしい日々を半音ずつ上がり下がりしながらやがて忘れる


こうしてとりあげてみると、季節や一日など、時間の流れ方の捉え方がとてもユニークなことに気づくのでした。