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オレンジ色のカーテンからさす朝の光に目がさめる。
寝不足気味のほてった身体で、丸い部屋の床にぺたりとよこたわる。ひんやりして気持ちがよい。
ここかどこだが、自分がナニか、まるで忘れてしまいそう。まるでまるで、なんにもなかったようになりそう。
Yさん作、アラブのサラダとレンズ豆のスープなどで、遅めの朝食。
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備え付けの洗濯機でタオルを洗っているところへ、詩人のT氏来訪。
長身をハンモックに器用に収めるT氏。
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歓談とオセロと相撲トランプで遊技。
夕方解散。帰宅。
髭さんとカボで野菜の蒸籠蒸し、秋刀魚の塩焼き、肉じゃがなどの夕食をとる。
・かろがろと空へ曳かれてひかる鳥われらの知恵のふいにさびしき 阪森郁代