夕方、青山ブックセンターへ。

ポール・オースター 柴田元幸訳『ブルックリン・フォリーズ』(新潮社)と都甲幸治著
『21世紀の世界文学30冊を読む』(新潮社)刊行記念、柴田元幸さんと都甲幸治さんの トークショーに参加しました。

http://www.aoyamabc.co.jp/event/shibata-tokou-talks/


アメリカ文学の歴史と日本文学につながる歴史がクリアになったことと、訳詩等の朗読が新鮮で、収穫の多いイベントでした。

higashinaoko2012-06-28


夜、現代歌人協会の総会及び、現代歌人協会賞授賞式@学士会館に出席。
『一匙の海』で受賞された柳澤美晴さんに、司会席よりお祝いをしました。
鮮やかな赤い着物の柳澤さん、キリリとした美女でした。

柳澤さんの師匠の加藤治郎さんに誘われて二次会へ。


・地図にないみずうみに連れだちてゆく夕闇あおき歩道をそれて    柳澤美晴『一匙の海』

午後、渋谷のたばこと塩の博物館にて「わたしの句読点2〈食いろいろ〉」鑑賞
http://www.jti.co.jp/Culture/museum/exhibition/2012/1205may/index.html


今通っている青山塾の先生方の作品など、食をめぐる絵に脳も身体も栄養たっぷりになりました。
絵を描くことの難しさを痛感しているこの頃、それぞれの描写方法が興味深かったです。
前回の図録もあったので、今回のものと一緒に購入。


ちなに青山塾で出た課題「食べ物」で描いた私の絵。フクナガのチェリーパフェです。


夕方、淵野辺へ。
「マームとジプシー」の芝居、「ドコカ遠クノ、ソレヨリ向コウ 或いは、泡ニナル、風景」を観劇。
反復される動きとセリフと場面に脳が撹拌されて、非常に新鮮な演劇体験でした。
日常のどの瞬間もクライマックスに成りうることを体感させてもらったような。
初めて観ましたが、とてもおもしろかったので、又観にゆかねば、と思いました。

午後、ニッポン放送「上柳昌彦のごごばん!」に出演しました。
『十階』の中の歌や、『トマト・ケチャップ・ス』についてなど、30分ほどじっくりお話させていただきました。非常に楽しい時間でした。
番組に早速歌を送って下さる方もいて、反応の早さにびっくりしました。
上柳さんとアシスタントの増山さやかさんにも短歌に興味を持っていただいて、また短歌の話などできればいいなあ、などと思いました。
番組の内容等は、↓に詳しく掲載していただきました。

http://www.1242.com/program/gogoban/2012/06/20/

あおばロビンソン

俳優座の眞鍋さんとあおば子どもミュージカル公演「ロビンソン*ロビンソン」を観にいく。
明るく元気で、安定した実力の子供たちでした。


講演後、来年上演予定の『とりつくしま』について眞鍋さんと打ち合わせ。