2012-03-05 ■ 朝から雨。地元で「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」鑑賞。 アメリカの同時多発テロで父親を失った少年が、父の遺した鍵の謎をとくためにニューヨークの中で冒険をする。 すばらしい映画でした。 父親役にトム・ハンクス、というだけで特定のハートウォーミングな展開を想像していたのですが、ボーダーの気配のある嫌みな少年の正確設定が絶妙で、幾重にも人生の哀しみが重なっていて見ごたえ充分でありました。 原作の方がさらに複雑な構成をしているようで、読みたいです。 ・ママンあれはぼくの鳥だねママンママンぼくの落とした砂じゃないよね 東直子『青卵』