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「歌壇」5月号  杉崎恒夫さんについてのエッセイを書きました。「かばん」のメンバーで三鷹国立天文台に行ったときの写真とともに。


・巻雲の鰈の骨の透きとおり天とはつくづく遠いところ    杉崎恒夫



寒暖寒暖していた春に身体がついていかず、風邪気味。あくまでも気味。
暖房必要。
あの年は寒かったねえ、なんて思い出すときはあるのだろうか。


・野に捨てた黒い手袋も起き上がり指指に黄な花咲かせ出す      斎藤 史