2010-04-15 掲載情報 「歌壇」5月号 杉崎恒夫さんについてのエッセイを書きました。「かばん」のメンバーで三鷹の国立天文台に行ったときの写真とともに。 ・巻雲の鰈の骨の透きとおり天とはつくづく遠いところ 杉崎恒夫 寒暖寒暖していた春に身体がついていかず、風邪気味。あくまでも気味。 暖房必要。 あの年は寒かったねえ、なんて思い出すときはあるのだろうか。 ・野に捨てた黒い手袋も起き上がり指指に黄な花咲かせ出す 斎藤 史