さまよえる春原さん

NHK短歌、4月分の選歌を終えてNHKへ。
収録に向けての台本打ち合わせ。
初回はゲストがいないので、しゃべることをきちんと考えておかなくては。


打ち合わせが終わって、次の予定の「さまよえる歌人の会」まで時間があったので、テオブロマでお茶とケーキ。
ケーキはもちろんおいしいし、鉄瓶に入った紅茶は何杯もおかわりできるほどたっぷり入っていてうれしい。
店を出て、松濤の神山通りをつらつらと歩いて会場に向かう途中に、なんだかおしゃれな本屋を発見。
中に入ると、白くてモダンな本棚やテーブルに、おしゃれ文化のカテゴリーに選ばれた本たちアイテムたちが美しく配置されていた。
横穴みたいな部屋に「ゆきすぎたきのこ愛好家による部屋」という展示があって、これは、石川美南さんに伝えなくては、と強く思う。


その石川さんが発起人の「さまよえる歌人の会」の研究対象が、私の第一歌集『春原さんのリコーダー』なのでした。
「さまよえる歌人の会」は、大学生〜30歳前後の人が中心の若い会で、歌集が出た頃は、小学生だった方々もいるということ。
自分でも今まで気づかなかった細かい癖のようなものへの指摘など、貴重な感想の数々を聞くことができました。初心忘れるべからず、と自分にも心地よい鞭を打つことができたと思う。