午前中、金原ひとみさんの新作短編『マリアージュ・マリアージュ』の書評まとめ(「文學界」13年1月号掲載予定)
ゲラで読んだのですが、さすが金原さん、とても読みごたえがあります。今月末刊行かな?



午後、神谷町へ。
ふらんす堂主宰の、吟行記録記のための吟行会3回目。
今回の参加者は、いつもの穂村弘さんと私に、ゲストは「マームとジプシー」の演出家、藤田貴大さん。
NHK放送博物館から東京タワーをめぐり、5首作成。
うち1首は、題詠「閉塞成冬」。
はじめて短歌をつくられた藤田さんの短歌作品がとてもすばらしくて。
本になるのがいよいよ楽しみ。


放送記念館では、戦前からの公共放送の歴史をざっと見わたせるのだが、自分がいつからこの世に存在していたのかを自分が見てきたものと重ね合わせずにはいられない。
東京タワーに上ったのは15年ぶりくらいか。
洗練されたところとよりディープになったところがあり。
15年たったらまたのぼるかな。