2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

一月最後の日。 空気がつめたい。 夕方、B社のNTさん来所。 小説の内容について打ち合わせ。 一番描きたかった部分はどこかという話から、何が必要で何が不要なのかを探ろうとした会話でありました。 結局いつも手探りしかできないのですが、がんばります…

夜、神田「いせ源」にて、毒婦の会拡大版7人であんこう鍋をかこみました。煮こごり、お刺し身、からあげなどとお鍋と卵たっぷりのおじや。 江戸時代から続く味を堪能しました。 ケロポンズの増田裕子さんから、ソロアルバムの「とびきりの」をいただきまし…

角田光代『曽根崎心中』(リトルモア)書評原稿。 角田さんの初めての歴史小説ということですが、心理描写に迫力がって、ほんとうに多才! カボに発注されたペンケース完成。 「アタック25」を流し聞きながらファスナーを縫い付けました。 編み図があれば…

掲載情報

・「日本経済新聞」1月29日(日)朝刊 青山七恵『あかりの湖畔』書評 ・「鷹」2月号 「鷹俳句逍遥」(俳句評) 朝、地震。山梨県富士五湖。 二回揺れたのを感じる。 エッセイの校正二つ。 書評本読書。 ヨガと運動。

朝、カーネーションを見て、森鴎外の「最後の一句」を思い出す。 『さようなら窓』文庫化のための校正。 2007年に一年間、「an.an」に連載していたもの。 最終回を書いた日のことが『十階』にあります。 懐かしいな。 今年の年賀状で、名前を拝借させて…

午前中30首連作をまとめて送信。キオスクのキリオ校正。投函するため外に出ると真昼でも極寒。 午後、青山の短歌教室の準備。 夜、青山教室。 題詠は「鍵」。 自由題の内容から「トーキョーの冬はぬるい」という話が出て、しょせん東京の寒さなど、たしか…

締め切りを過ぎてしまっている短歌連作30首をなんとしても仕上げなければならない。短歌研究の季節ごとの30首連作、3年分の最終回。部屋にこもっていたが、午後、いよいよ煮詰まって外に出ることに。神田明神へお参りして、階段を降りたところにパン屋…

掲載情報

・「AERA with Baby」2月号 「しあわせ読書時間」河野裕子『たったこれだけの家族』(中央公論新社)(書評) ・「東直子 言ノ葉ノ箱 縄文の森」(エッセイ+写真) http://chupea-mura.jp/circle/article/?cid=29&aid=6148 「中国新聞」1月30日(月)に…

午前、小説の仕上げ。午後、埋蔵文化センターへ、写真撮影と取材。 夕方、取材内容をカフェでまとめて送信。 隣で熱心に話しをしていた年配のカップルは夫婦ではない気がする。なんとなく。 天気予報で関東は雪になる、と何度も言っていたけれども雨。それも…

イベント情報

・『ひとりの夜を短歌と遊ぼう』(角川ソフィア文庫)刊行記念イベントがあります。ぜひご参加下さい。 ■日 時 2012年2月17日(金)19:00-20:30 (開場18:30) ■ゲスト 穂村弘(歌人)、東直子(歌人)、沢田康彦(編集者/メール短歌会「猫又」主宰) ■会 …

夜、入谷なってるハウスへ。 カナリヤさん、mmm(ミーマイモー)さんとのライブセッションです。 最初昨年3月に設定していて流れ、9月に設定していて、台風で中止になった、念願のライブです。 mmmさんの「主婦は残酷」などユーモアまじりのキュートな演奏…

朝、みぞれ雨がやがて雪に代わり、東京に初雪。じんじん寒い。終日仕事。 「暮しの手帖」に送るエッセイを仕上げて他、はかどらず。 夕方ひらたよーこさんが近くに来てくださり、チラシを預かる。 イタリアンで軽く食事をとり、お茶話など。 ・ひとは何度初…

昼、F堂のYさんとカメラマンのKさんと穂村弘さんと待ち合わせて打ち合わせを兼ねた昼食。 吟行記録記のための吟行一回目なのです。今回は吉祥寺にある動物園です。13時に第一回のゲストの岡井隆さんと待ち合わせて、吟行。 閑散とした冬の動物園にて寒…

朝、小説原稿。 昼、表参道にてランチをとりつつホーム社の原さんと打ち合わせ。今年中にはなんとか、とゆるい約束。 夜、雲林にてリンの誕生祝い。 カボより藤子A不二雄記念館のお土産をもらう。レトロな絵柄もかわいい。「暗記パン」というラスクには簡単…

午前中原稿。 小池昌代『自虐蒲団』書評を仕上げて送信。原稿用紙で5枚、じっくり書きました。 「歌壇」3月号掲載予定です。 午後、朝は雲っていた空がすっかり晴れ渡り、ほんのり暖かい空気の中を徒歩で病院と鍼。 これは定期的に行っているもので大事な…

新刊案内

・『ひとりの夜を短歌とあそぼう』(角川ソフィア文庫) 穂村弘、東直子、沢田康彦 カバーデザイン/名久井直子 2012年1月 25日発売 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=201108000313 『短歌はプロに訊け!』(本の雑誌社)のうち『短歌はじ…

夕方、リンが前触れもなく突然の帰宅。 車のタイヤを冬タイヤに変えるという。 ベランダに積んである冬タイヤをどしどしと重ねてガラガラと台車で運ぶのを手伝う。舗道のかすかな傾斜や段差になんどもつまづき、重ねたタイヤがだるま落としみたいにだんだん…

出演・掲載情報

◆ライブ出演 1/21(土)入谷なってるハウス 20:00〜 2000円(+drink) 出演:カナリヤ<吉田悠樹(二胡)三浦陽子(p)服部将典(b)>ゲスト: 東直子(朗読)、mmm(歌、ギター) 詳細↓ http://members.jcom.home.ne.jp/knuttelhouse/frame.html カナリヤさんと…

校正と各種連絡事項で日が暮れる。 夜、友人と「トラットリア・ラ・テスタドゥーラ」(イタリアン)にて食事。前菜とパスタをおのおの一種類ずつ選んで分けました。自家製サラミと生野菜、冬野菜の煮込み焼き、からすみのリングイネ、アーティーチョークのシ…

テレビをつけたままお昼ご飯を食べていたら、緊急地震警報が久々に鳴り、緊張しました。あの心臓に直につきささるような音域はもうちょっとソフトにならないものなのかな。 そのテレビが、今日が寒さの底だ、最高の防寒をと脅すので何枚も重ね着をしたうえに…

朝、柵の白い古い団地で、誰がどこの部屋で、誰が誰の子どもということもなく、まじりあって暮らしている夢を見ました。先祖か子孫のどちらかの記憶に違いない。 明治書院から春に出版予定の、短歌や俳句の辞典の原稿の校正。私は25首について書きました。…

小川軽舟さん主宰の「鷹」掲載句をすべて読み、5句ほどを選んで選評をするという「鷹俳句逍遥」というコーナーを今年の1月号から半年間受け持つ予定です。 今日はその3回目、3月号掲載の12月号の掲載句を読んで選評を書きました。1センチほどの厚さの…

成人式の日でしたが、ほとんど外に出ず、仕事とそれ以外をしていたので振り袖姿を目撃できず。 しかし成人式の日に無理に振り袖を着る必要はないように思うけれど。 夕方、小説一冊分の校正を終えて発送。 1980年に17歳だった人たちの物語。 カボに頼…

昼、小説の校正。 宮澤賢治の詩の引用があり、私の持っている資料と校正が入ったものが違う。 今でまわっている本で確かめようと、ちくま文庫のものを近所の本屋5軒を回るが見つからず。 そのうちの一軒が今月閉店することが分かり、悲しい。 詩歌コーナー…

朝から午後まで、8日の「夜はぷちぷちケータイ短歌」の選。 一次予選、二次予選、三次予選をして、敗者復活戦みたいなことをして、パソコンで清書をしてメールでディレクターに送ります。 けっこう時間がかかるのです。 夜、小説の校正。

掲載情報

・「本の雑誌」1月号の2011年ベスト10を決める座談会にて、浜田公子さんのお宝本として『十階』を上げていただきました。(うれしいです) ・「群像」2月号 「不思議な時間の吹きだまり」 吉田篤弘『木挽町月光夜咄』書評 なんとなく身体がいろいろ…

午後、お昼ご飯を食べに出た足で神田明神へ。 もう5日なのに、長蛇の列にびっくり。 さまざまな願いがかなう年になりますように。 扇子の形のかわいいおみくじがあったので、引きました。 大吉でした。 空気が乾燥しきっているせいか喉の様子があやしく、咳…

午前中、岩波ホールへ。 アラン・レネ監督の『風にそよぐ草』観賞。 女性の財布を拾ったことをきっかけで、その女性に強い思い入れを抱くようになる初老の紳士が主人公なのですが、いろいろな映画的予測展開を次々に裏切られ、ぽかーんとしつつも心の内側で…

朝、お節の残りを平らげる。少し胸焼け。正月のてすさびの毛糸のかばん完成。 カボにブックカバーを所望されたので、徒歩10分のところにある手芸屋に毛糸を買いに行く。 かばんに花をつけるための毛糸も。 この頃手芸屋さん消えやすく、消えないでほしいと…

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・「新春を詠む」テーマ「知」のエッセイ+新作1首 共同通信配信で、各地方紙に掲載される予定です。 ・「河」1月号「今月の本棚」笹公人さんによる『十階』書評。 散文の日記の部分も含めて、精密で新鮮な解説をしていただきました。 午前中、エッセイの…