2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

短歌日記

栗ごはん

早朝、安達千夏『おはなしの日』の書評を仕上げる。 共同通信で配信されます。 午後、書評を書くため、ひのきの香りのお香を焚きつつ、河野美砂子歌集『無言歌』を読む。河野さんは、ピアニストなので、音楽に関わる歌が多い。 ・どこからが音であるのか一本…

短歌日記

お昼のタコとトマトと胡瓜の冷製スパゲッティー

なんだか蒸し暑い。とろとろと汗を流しながら、休日のちらかった部屋を片づけて掃除。10冊分の書評の締めきりが2週間のびたことを知って、うれしい気持(「辛い」が後回しになっただけとも言えるが) 午後、銀座プランタンに樋上公実子さんの個展を見に行…

*『愛を想う』絵:木内達朗*短歌:東直子(ポプラ社/定価:1260 円(本体:1200 円) 『愛を想う』がやっとできあがりました。とてもきれいな、切ない本ができました。木内さんの透明感あふれる絵がすてきです。ぜひ手にとってくださいね!詳細はこちら↓ …

鳥のくし焼き(塩)、粉吹芋、キャベツ、モロヘイヤのお浸し。

なぜか夜中の3時に目が覚めて、眠れないので、書評用の安達千夏著『おはなしの日』を寝床で読む。児童虐待がテーマの短編で、よけい目がさめてしまう。むむむ。としかし、いつの間にか眠ってしまう。 あわてて起きて、朝御飯のししゃもを半眼で焼く。 午後…

鯖の文化干し、壬生菜と胡瓜の中華サラダ、めかぶ

書評の本の下読みとぷらむ短歌会の添削など。 以前佐藤弓生さんにいただいたハーブティーを飲みながら。ミントが効いて、とてもおいしいです。弓生さん、アリガト。 夜、そらまめ文庫の送付先が今月だけ違うところを指定されていたことに気づき、あわてて送…

豚肉のしょうが焼き、ししとうの甘辛、サラダ。

「そらまめ文庫」の執筆。今回は、長嶋康郎著『古道具ニコニコ堂です』(河出書房新社)、クラフト・エヴィング商會著『クラウド・コレクター』(ちくま文庫)、小川洋子著『密やかな結晶』(講談社文庫)です。「物」にまつわるユニークな本を集めました。…

短歌日記

麻婆茄子とかぼちゃの煮付。

ぷらむ短歌会。今日のお題は「円」。作品紹介は、佐藤通雅氏。主に最新歌集『往還』より。一貫して、誠実で熱い思いの生き生きと伝わってくる作品なのである。 『水の涯』より 休日の鉄棒に来て少年が尻上がりに世界へ入つて行けり 佐藤通雅『美童』より わ…

曇のち雨のち曇、そして雷

涼しくなってきたので、掛け布団を羽根布団にかえた。羽根布団は気持よくて大好き。 そして、大型犬を飼う夢を見た。やわらかい毛におおわれた首をそっと抱くと、犬はさりげなく身を寄せてくる。忠実な、あたたかいいきもの。 大型犬とこころから信頼しあい…

ブロッコリとひき肉のフィットチーネ、ほうれん草とかりかりベーコンのサラダ。

この間レストランで食べたパスタを再現してみたのだが…。 仕事場でひのきのお香を焚いて、本を読んでいると、排水口清掃の人がやってくる。3人の「部隊」という感じでてきぱきとお掃除してくれる。サインをするとき、あまりに荷物がないせいか、引っ越して…

さんまの塩焼き

朝、いつまでも寝ているカボを起こすと、頭痛をうったえ、チョー気持悪いと言い、そのまままたこてりと寝てしまい、学校を休む。 昼ごろ起きてきたカボ。ここはどこ?、といったかんじで茫然としている。今日、学校休んだんだよ、と教えてあげると、やばい、…

曇、強風、ときどき雨

朝、となりのとなりの駅まで、「誰も知らない」を観る。たんたんとしていて、こころにしみる。こどもの、不安な視線と、文章になってない会話がリアル。青年団のお芝居に通じるものを感じる。カンヌものだけど、想像したより明るい映像で、風景や、表情がき…

とうがんの煮物

地震、台風、噴火、テロ……。オリンピックが終ったとたん、不穏な出来事が続いていますが、如何お過ごしですか?(誰に話しかけてる) わたしの部屋はあちらこちらに、本が不安定に積み上げられているうえ、机の下にも本が積んであって、いざというとき、隠れ…

短歌日記

石川美南歌集『砂の降る教室』

の、批評会に参加する。 第一部は、「若手歌人の歌を読む」と題してのパネルディスカッションと作品朗読 第二部が表題の歌集批評会。パネルディスカッションと本人の対談の2本立て。 どれもエキサイティングでスリリングでハートウォーミングで、とてもよか…

夕暮れの散歩道

一日仕事場で添削の仕事をして、発送後、都立大に寄り、夕暮れの森を散歩する。誰もいない道を機嫌よく歩いていると、マムシの写真が。ほんとうに出ます、と書いてある。うーむ。こんなに淋しいところでマムシに刺されるのは、辛い。 アイスクリームを買った…